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『陽気なギャングは三つ数えろ』
伊坂さんのギャングシリーズ3作目。
前2作と同じような感じです。そしてそれで良い。それでこそ陽気なギャング。
会話の応酬に笑っちゃう。
「ロマンはどこだ」。この台詞、やっぱり好きだわー。
『白夜行』

これも映画観る機会の方が先にあって、どうせならと読んでみた。
個人的には雪穂が最終的に一体何を望んでるのかが分からなかった…のだけど…一成に対しては結局好意があったの?それとも一族に近づいてお金とか地位とか欲しかったん?読解力求ム。亮司の行動原理が分かりやすい分気になった。
とはいえすごい面白かったです。
2人の心情が何も分からないままずっと俯瞰で読まされて、最後まで歩み寄らせないまま放り出される。
2人の世界には、この2人以外の誰も踏み込んではいけない。

映画の方は、笹垣刑事に関して言いたいこといっぱいあるわ。

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』
フィリップ・K・ディック
(1977-03-01)

映画の方を観る機会があって、その前に読んどこうと思って。
アンドロイドだけの、どこにも繋がってない閉じた警察のエピソード好きだな。ぞくっとした。
最後の対決シーンびっくりするくらいあっさり終わっちゃうんだけど、その突き放され感というか、無機質さも込みでな世界観な気もする。その分、ラストの妻の人間らしい優しさは心に残る。

で、映画はといえば電気羊という単語すら一度も出てこない全くの別物でした。
だからタイトルにも入ってないのかー。面白かったけど。
『炎上する君』
この人の描く恋は、人間臭く、生臭い。好き。
表題作の「炎上する君」がとても良い。恋は戦闘。
「トロフィーワイフ」、「舟の街」も好き。
地下鉄の中で読んで、ふっと気が抜けて束の間幸せに浸った。
『残穢』
映画で話題になってたので原作読んでみた。これは…ノンフィクション?
怖いけど面白かったー。スタートは東京なんだけど現象の大元をどんどん遡って行きついた先がすごい地元で個人的にビックリ。
そしてこれは、あれだ、寝る前にベッドで読むものではない。一人暮らしの夜なんかに読んじゃダメー!手元に置いておきたくない、という感想も肯ける。