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『モンテ・クリスト伯』
かなり長いのに長さを感じさせないすごい小説。文章がとっても小気味いいのも読みやすい理由だろうなあ。第三者の神の視点に読者がうまく誘導されてる感じ。

この本の魅力は、モンテ・クリスト伯爵の復讐の輪がじわじわと狭まるカタルシスと、その絶頂を通り過ぎてしまった虚無感をまざまざと感じさせるところ。
ファリア司祭やモレル氏の、正しさと高潔さ。
そしてエドモン・ダンテスとしての彼の強さ。
『世界のすべての七月』
図書館で見つけて、春樹訳だしまぁ全然面白くないなんてこともなかろう、ぐらいの気持ちで手に取ったら大当たりで嬉しい!

30年ぶりに集まった同窓会で登場人物もそれなりにいるから序盤ごちゃごちゃするけど、それぞれの物語が分かってくるとそれぞれに一癖も二癖もある人間たちで愛おしい。
人生を右往左往しながら選ばなかった未来を想像したり悔んだり妥協したり、それでもまだまだエンディングは迎えられない(中には迎えてしまった人もいるけれど)人生の途中経過の群像劇。
どのエピソードも好きだけど、やっぱり物語の序盤でぐっと捕まれたからデイヴィッドのやつが断トツかもしれない。ジョニー・エヴァー。「君の勇気にはまさに脱帽」
『火花』
又吉 直樹
(2015-03-11)

読了。
『人間の土地』
読了。
『屍者の帝国』
読了。